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第77回 中部日本高校演劇 東三河大会 「盆がえり」奨励賞受賞

ダムに沈む村を題材に 奥三河の芸能を表現

 7月23日(火)~26日(金)の4日間、穂の国とよはし芸術劇場PLATにて行われた第77回中部日本高等学校演劇愛知県大会東三河地区大会で、奥三河のダムに沈む地域を題材にした「盆がえり」(作/松岡一夫)を上演いたしました。上位大会には進むことはできませんでしたが、生徒たちは懸命に演じ、温かい拍手に包まれました。

 ダムの建設によって沈むことになった村の若者が、盆休みに帰省し、最後の村の祭りを執り行う、というストーリです。

 奥三河には、伝統的な祭りが多く存在しますが、人口減少により、祭りの継続が困難になる地域が続出しています。故郷が消失していく現実があります。そんな、東三河に郷愁をこめてこの作品を創作しました。

 実際、演劇部の生徒たちは、春休みに奥三河に出かけ、ダムの建設現場を見学し、工事に携わる方の話を聞きました。

 あるいは、ダム建設に反対している方々の集会にも参加し、様々な意見を伺い、劇づくりの参考としてきました。

 村祭りを再現するために、和太鼓の練習や神楽の舞を練習し、準備を進めていきました。

 本番は、スケールの大きいセットや演技を披露でき、一同、上演できたことに感謝いたしました。

櫻輝祭(学園祭)公演 「室長」

学園祭では、恒例の記念会堂で上演を行いました。3回公演、満席で200名を超えるお客さんに観劇していただきました。

新顧問になった竹之越先生も出演し、大いに生徒を沸かせていました。

観客がどこからでも見られる、高校演劇ではあまりやられないセンターステージをこしらえて演じました。座った場所によって見方が変わります。何回も見に来てくれるお客さんもありました。

合同発表会「地図屋と銀ライオン」

2025年25日(土)26日(日)、2月1日(土)2日(日)に行われた合同発表気に参加しました。作品は成井豊が劇団キャラメルボックスを旗揚げした時の作品「地図屋と銀ライオン」です。

巨大なセットを組み、ミュージカル風の、歌ありダンスありのエンターテインメント作品に仕上げました。

大人の劇団の作品であり、解釈がむずかしいこともありましたが、観客は十分楽しんでいただけたと思います。


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